【カナダGP 回顧】 フェラーリ決勝レポート
2019年 01月 27日
メッ・ガンテス(予選4位/決勝2位)
「今日は、予選のラストアタックで盛大にカットをしてしまい、タイムを残すことができなかった。
だが、ヌゥワイが2番手になったことによって、面白いことになった。
彼がトップになってからは、僕らは『ヌゥワイきたあああああああ!』
と、何故か盛り上がりつつ後ろを追走していた。そこまでは予想通りだった。
第2スティント、ぼくはHSを要求したつもりだったんだけど、何故かUSを履かされた。
これには参ったよ。ピットからは、『これが最適なタイヤだ。テス』と言われたけど、どうせ前に詰まることはわかっていたから、
HSを捨てるつもりだったんだけど、これが1つ目のポイントだった。
第2スティントで、またれもーんがきゃっきゃうふふしてるので、誰だ?と思ったら、またヌゥワイだった。
レモーンはタイヤ交換時、スピードオーバーで、『あー!やっちゃった!』って言ってたのに、そんなことしてる場合なのかい?
って思ったけど、黙っといた。
ヌゥワイがピットに入ってからは、普通のペースに戻ったんだけど、そこでレモーンがヘアピンで軽くミスっていたから
抜いて飛ばした。トップに居るうちにアンダーカットしたかったので、最後の勝負に出ることにした。
まだ21周あったし、今回は全くロングランテストをしていないので、初めてのHSだった。
1ストップのナンを抜くのにかなりタイムロスをしたのが、最後ひびいた。あれが無ければ勝っていたはずだ。
トップに立ってからは、ペナルティ分の9秒をおぴーに付けるつもりだったから、タイヤのことは全く考えずに飛ばした。
15LAPくらいまでは何の問題も無かったし、レモーンは自業自得でトレインに捕まっていて、何も喋らなかったので、
やってもーたんだろうなと思ったし、勝ったと思ったんだけど、残り5周になって、タイヤがズルズルになってしまった。
挙句、シケイン手前の100m標識が最後の最後に消えてしまい、少しずつタイムロスをしていた。
最後はタイヤが残っていなかったし、これ以上カットするわけにはいかなかったので、残念だ。
じ、じじじじじじ実質優勝だし…。
フェラーリのピットはお通夜だった。
今までで一番練習していないコースでこのようなチャンスが来るとは思っていなかったので、普段から備えることが大事だと認識したよ。
まあでも、1位チェッカーはやはり気持ちのいいものだ。
これからも狙っていく。
今年は全戦表彰台は無理になったけど、これからもポディウムも取り続けていく。
ぽでうまーの席は埋めていくスタイル。」
by F1-mgtcup
| 2019-01-27 19:17
| フェラーリ